「岩手山」・登山紀行

『日本百名山・登山紀行』

　「岩手山」①（プロローグ）



　２００３年。

今年の夏は、全国的な冷夏が続いている。特に関東から東北にかけての

地域は長雨と冷夏が伴い農作物にも深刻な被害を与えている。

そんななか、恒例の夏の山旅を計画した。

全日空の「超割チケット」を利用した北東北の山旅である。

　ようやくチケットが確保できたのが大阪伊丹空港から秋田、大館能代

空港行きの便だ。

　９月５日金曜日から９月８日の月曜日までの3泊4日でスケジュールを

組むことにした。

　「第一日目」

午後１３時、大館能代空港着。予約済みのレンタカーにて“八幡平”を

目指す。

歩行時間2時間前後で八幡平山頂及び周辺散策。（八幡平温泉郷泊）

　「第二日目」

早朝より上坊ルートより“岩手山”に向かう。

歩行時間１０時間程度で登頂予定。（焼走り溶岩流温泉泊）
　
　「第三日目」

盛岡を経由、“乳頭山”に向かう。

歩行時間５時間程度で登頂予定。（乳頭温泉郷泊）

登頂終了後、田沢湖、そして角館の武家屋敷見学を経て男鹿半島一周。

入道崎灯台見学。

　「第四日目」

八郎潟を経て大館能代空港より帰阪。

日本百名山の八幡平と岩手山を登頂し、北東北を巡る旅である。




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『岩手山・登山紀行』
『日本百名山・登山紀行』
